メインのポートフォリオとは別に、実験的にETFだけで構成するポートフォリオを作って運用していきます。
こちらはインタラクティブ・ブローカーズの個人アカウントにある資金と、現在保有している個別株等を売却して、純粋にETFだけのポジションに移行していってるところです。
ETFポートフォリオの紹介
ということで、バンガード(Vanguard)のセクターETFを使って構成することにしました。
全部で11あるセクターETF:
2022年1月13日時点 | |||
ティッカー | 名称 | 経費率 | 構成銘柄数 |
VOX | バンガード・通信サービスETF | 0.10% | 115 |
VCR | バンガード・コンシューマー・ディスクレショナリーETF | 0.10% | 304 |
VDC | バンガード・コンシューマー・ステープルズETF | 0.10% | 99 |
VDE | バンガード・エナジーETF | 0.10% | 104 |
VFH | バンガード・ファイナンシャルズETF | 0.10% | 400 |
VHT | バンカード・ヘルスケアETF | 0.10% | 454 |
VIS | バンガード・米国資本財サービスETF | 0.10% | 356 |
VGT | バンガード・情報技術ETF | 0.10% | 362 |
VAW | バンガード・マテリアルズETF | 0.10% | 117 |
VNQ | バンガード・不動産ETF | 0.12% | 171 |
VPU | バンガード・ユーティリティーズETF | 0.10% | 64 |
各セクターETFの構成比率も単純に1/11の9.09%ずつになるように定期的にリバランスします。
ターゲットポートフォリオ
ETFポートフォリオの目論見
VTIの経費率は0.03%、構成銘柄は4156…
「経費率も低いし、幅広く分散されてるから、単純にVTI買えばいいのでは?」という声も聞こえてきそうですが、例えば、ヘルスケアセクターが下落しているのに、ハイテク株がVTI全体を大きく押し上げている場合には、VTIを購入するとハイテク銘柄を割高に掴むことになってしまいます。ヘルスケアの銘柄だけ割安に手に入れたいわけです。
市場全体がアップティック(上昇)のときには、その中でも出遅れているセクターのETFを購入すること。
市場全体がダウンティック(下落)傾向のときには、その中でもさらに売り込まれているセクターのETFを購入すること。
こうすることで、常に全セクターの中で割安セクターのETFを買い増すことができ、既に買われて価格が上がっている銘柄を避けられます。
ETFポートフォリオの行方はいかに…
現在のアカウント内のポートフォリオはこちら。
今後は個別株(KO, JNJ, SBUX, WFC)や セクターETF以外のもの(VGSH)を売却しながら計画しているポートフォリオに近づけていきます。
またメインのポートフォリオやVOO、VTIとも比較していきます。
少しでも良いパフォーマンスが得られるといいのですが… 今後のパフォーマンスを乞うご期待!