【投資ツール】今日は休場?投資銀行も使用するマーケットカレンダー「TradingHours.com」

「あれ?今日ってアメリカの株式市場って取引できるんだっけ?」

「ロンドンの次の休場日っていつだろう」

「東京証券取引所の取引が終わるまであと何分?」

株を売買しようとしたときに、ふと確認したくなるこんな疑問ありますよね。特に海外のマーケットだと、日本と違う文化ゆえに、意外な日に金融市場が閉まっていたりします。

そこで便利なのが「TradingHours.com」。英語のサイトですが見方は簡単。先ほどの疑問はすぐに解決します。

もっとも信頼できるマーケットカレンダー

TradingHours.com

TradingHours.comは自らを「もっとも信頼されている金融カレンダーのデータソース」と表現しています。

確かに、投資銀行のシステム部門でも参照しているとのことなので、カレンダーや取引時間データの信頼性は申し分ありません。

TradingHours.comの特徴

  • 103カ国の923にもおよぶマーケットをカバー
  • 主な証券取引所の基本情報、現在の状態(取引時間中あるいは時間外)、開閉時間までのカウントダウン
  • 正確なデータ
  • APIが利用可能

使い方はとても簡単です。まずは確認したい取引所をクリック。サイトのホームにある4つメジャーマーケットから選ぶか、上部の「Markets」メニューから選びます。

TradingHours.com

見つからない場合には、「SEE ALL MARKETS」あるいは「VIEW ALL MARKETS」の取引所一覧ページから選びましょう。

それぞれの取引所の概要ページでは基本的な情報がコンパクトにまとめられています。少しスクロールすると、今日以降の休場日と取引時間(現地時間)が書いてあるので、ほとんどの場合、このページを確認するだけで十分ですね。

TradingHours.com
例えばこの時点では、米国市場は現在取引時間中(取引ステータス:OPEN)で、次の休場日は、2022年1月17日月曜日(マーティン・ルーサー・キング・デー)ということが分かります。

「Trading Hours」タブでは、次の取引開始時間、あるいは今現在取引時間中であれば、取引終了までの残り時間がカウントダウン表示されます。

TradingHours.com
上の表示は、現在取引時間中で、あと9分19秒で取引が終了する(Countdown to the Closing Bell)ことが分かります。取引開始前の場合は、「Countdown to the Opening Bell」と表示されます。

「Market Holidays」には、次の休場日と今年の休場日一覧が掲載されています。

TradingHours.com
TradingHours.com
例えば上の場合、次の休場日は、今から2週間後の2022年1月17日がマーティン・ルーサー・キング・デーであることや、11月25日が感謝祭で午前中だけの短縮取引になることが分かります。

ディーリングルーム風なモニター

TradingHours.comでは、複数の市場のカウントダウンをまとめた機能があるので、自分のMacやPCの画面をディーリングルーム風にして、ちょっとかっこいいトレーディング環境を作ることもできます。

TradingHours.com

表示するには、トップページで下にスクロールし、右側に出てくる「Quick Links」にある「Countdown Tracker」をクリックするか、

TradingHours.com

各マーケットページの左側にある「Resources」にある「Countdown Tracker」をクリックしてください。

TradingHours.com

下のリンクからも開けます。

Countdown Tracker | TradingHours.com

複数の市場をまたいでアクティブにトレードする人なんかには嬉しい機能かもしれません。

「11分後には米国市場が閉まって、オーストラリアが開くまで2時間、日本市場は3時間後だから、軽く朝食でも食べて仮眠するか…」ってな感じでしょうか。

カスタマイズで並び替えやサイズを変えて設定を保存できるのですが、有料のアカウントの作成が必要になります。

APIも利用可能

TradingHours.com

TradingHours.comでは、API(Application Programming Interface)のサービスも提供されており、自分のシステムに統合してデータを活用できます。

  • マーケットステータスAPI
  • エンタープライズAPI

マーケットステータスAPIでは、現在取引時間中かどうかや、次の取引開始(終了)時間を知ることができます。

エンタープライズAPIを使うと、マーケットステータスAPIで取得できる情報も含め、取引所一覧、各取引所の詳細、取引直スケジュール、休場日のリストなどTradingHours.comが提供する全てのデータを取り込むことができます。データはJSON APIだけでなく、CSVやExcel形式でもダウンロード可能です。

自分でトレーディングシステムやポジション・リスク管理システムなどを作成して運用している場合には、利用価値のある機能ですね。

このAPIサービスも有料です。

TradingHours.comを活用して、良い投資ライフを。

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