投資判断をするには、その判断材料となる情報が必要です。情報を得るにも、そして実際に取引するにもツールが必要になります。
実際の投資行動では、そのタイムスパンが短期であれ長期であれ、何らかの形で情報を得て、それを基にアクションを起こしています。
短期のトレーディングであれば速報性のあるものが必要になるでしょう。
また長期での投資であれば、企業やそのビジネスを良く理解することや、景気・経済の大きな方向性に重点を置くことになります。
そんなに情報集めて分析を試みても意味ないのでは?「猿のダーツ投げ」というのも有名だし、という意見もあります。「猿のダーツ投げ」とは
目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる…
ランダム・ウォーク理論 – Wikipedia
と「ランダム・ウォーク理論」では説明されており、インデックス運用の有用性が強調される理由の一つになっています。
その一方で、ウォーレン・バフェットとその師であるフィリップ・フィッシャー、ピーター・リンチなど、「確かな銘柄へ集中投資すること」でインデックスを上回る実績を残している投資家がいることも事実です。
いずれにしても自分の大切な資金を投じるわけですから、納得するまで分析して取引しないと後悔することになります。
それでも一時的にマイナスになったり、自分の考えとは正反対に価格が動いていくこともあります。適当に選んだ銘柄や、勧められて何も考えずに投資した銘柄がそうなったら、悔やみきれません。
この「投資ツール」カテゴリーでは、投資に役立つと思われるツールを紹介していこうと思います。